ロリィタノイロォゼblog
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新曲「酷薄のヴァレリア」 
2017.03.05 Sun 01:04
「酷薄のヴァレリア」

"誰も知らない暗いところで
正義の話をしよう"

無 意 識 の  内側に
記憶と 横たわるまま

露悪の嗤みに汚されたい
背信の 咎

残刻のレプリカント
愚かしい慰みの間に孕む陶醉に浸って
機械仕掛けの心はいっそ壞してほしい

貴方がふれることでだけ
充たされる


そうして 身も世もなく叫び
エスに近づいてゆく 恐怖

何もかもを奪ったあとで
宣誓の 言葉を 与えて


酷薄のヴァレリア
死者と交わす口づけ
仄冥い底に棲まう 幻姿(まもの)
黑白を弾くように 脊椎を辿る先
ユダの揺りかごの痛みを想う

欲と期待に濡れて 息急き悲鳴を吐く
まがい物の体で 媚態を尽くす
擬似的な作為でも
空虚を埋められるなら
その手に触れることを許されたい

怒り 拒絶の声で縋り 求め続ける
第四次の夜 倒錯のメロディア
泥濘のように重い熱を教えてほしい
貴方に狂れる罪を赦されたい


戲れに呼び起こす終末の
凍る静寂の中で…
强く、眩むほどに貴方を

貴方だけを


***

 慰みの間(あわい)の一瞬、全ての音を遠ざけ、息を止めて電氣的刺激に耐えるとき、体は限りなく、「Es―本能―」と「死」に近づいている。

"タナトスは生を従えていつでも隣に在る。
そして臨死の淵から救いあげられて、その手に何度も、何度でもいかされていることを、まざまざと思い知る。
肺を満たしていく妄想。律動と焦燥、果てのない熱。触れられることで、呼吸ができる。"

 『鉄屑とスターダスト、或いは憧憬』より


***

作詞 作編曲 歌:りみゆ
ミックス:一花

Musicページに新曲「酷薄のヴァレリア」upしました。

以下 セルフライナーノーツ
(制作中メモに加筆修正しました)

***

延髄の呼吸中枢におけるニューロン群の発火活動。
「自分自身が許すことのできない自分を、どうか貴方に許されたい」

受動的献身と告白(懺悔)のうた。

調:Es moll→(転調)→f moll
イメージワード:アイとエス、AtoZ、侵襲、プロヴィデンス、隕石を砕く。
アオリ:「25歳へ捧ぐリリカル」
個人的縛り:歌詞に「幸福」「神様」を使わない。

暗い/冥い/眩む
陶酔/倒錯
まがい物/幻姿(まもの)/(レプリカント)
怒り/縋り
残刻/酷薄/黒白
ヴァレリア/メロディア

ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』(と、その韻の踏み方)
それから、omの歌詞からも影響をかなり受けました。
―特に「私の義肢は摂理に恋をしてしまうから(es)」
「宗教<カミサマ>の貴方(X化論)」―
(楽曲に関連性はないですが)

収録トラック数はこれまでで最多の20でした。

***

■オマケ
個人的に併せて聴いてほしい曲たち(Rimiyu詞のみ)
※世界観はどの曲からも独立してます。

『暗鬱シンメトリカル』
- 「聖域へ通じる禁忌の術が在ると識って
  "貴方"を知って もう戻れないと」

『抑欝トロイリズム』
- 「隷属と不老の美しさを以て
誓いのコトバといつでも傍に在るわ」

『あなたがわらうと』
- 「うまく息ができないから苦しい」

『存在しながら死に続ける部屋での幻想』
- 「ずっと覚えている 心だけになっても」
「It was near the end of the world.
But I walk and walk to look for...」

『eclair』
- 「律動と焦燥を灼き 果てのない熱を想う」

『偶像カタルシズム』
- 「真実の愛とエスの欲望を」

***











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